スキンケアを「シンプルケア」にするメリット

美容

スキンケアで何をしてもよくならない・・・

と悩む女性の皆様にお伝えしたいスキンケアです。

スキンケアはシンプルでいい

前編で「スキンケアはシンプルでいい」という結論に落ち着いたので、

後編ではお肌にとってのベストな考え方「シンプルケア」についてまとめていきます。

「角層」の重要性

スキンケア系のブログでは「角層」の重要性について何度か触れていきます。

角層の構造

「角層(角質層)」とは、皮膚の一番外側の層で、とっても薄い膜です。

手で触れることのできる「角層」はたったの0.02㎜。これは、サランラップ程度の厚み。その下の層は手で触れることはできません。肌を構成する細胞は「基底層」から細胞分裂を重ねて最終的に角層へ。約4週間を目安に常に肌は生まれ変わっています。(年齢とともに遅くなります)

角層の構成要素

角層はたった0.02㎜ですが、一番大切なのは「角層」のケアです。

角層は生まれ変わりを経て、役目を終えた細胞の集まり。(だいたい10~20層)

これらの細胞は「角質細胞」といい、「NMF」という天然の保湿因子を持っています。

※乾燥肌の断面図となります。

画像を見ると赤色が「角質細胞」水色の丸が「NMF」

そして、その細胞の隙間を埋めているのが「細胞間脂質」になります。

画像ではわかりにくいのですが、黄色同士をつなげてくれている存在です。

細胞間脂質とは

水分と油分が交互に層を作る「ラメラ構造」という形をした非常に重要な存在

そして、何より重要なのは、この細胞間脂質」の主成分が「セラミド」であることです。ここが後ほどとても大切な要素になってきます。たった0.02㎜ですが、角層はお肌を守るため「バリア機能」を持ち、常に水分を保っています。

※健康な肌の断面図です。

沢山書きましたが、押さえておくことはこれ!

お肌は「NMF」「細胞間脂質(セラミド)」「皮脂」の3つの保湿成分からなる

「シンプルケア」に必要なこと

「シンプルなスキンケア」で重要なことは「角層」の成分を補って、自己治癒力を手助けしてあげることになります。だからこそ、「角層」がどんなつくりで、一体何者なのかを知る必要があったのです。(読み飛ばしてしまった方は「角層」についてもう一度みてくださいね)

実際に「スキンケアアイテム」に置き換えて何を選べばいいのかを見ていきましょう!!

スキンケアに求める成分

スキンケアに求める成分は超シンプル。

セラミド「ヒト型セラミド」

水分

基本はこの2つです。極端に書くと「水分」「保湿成分」です。+アルファとして、肌の酸化を防ぐ成分(抗酸化成分)をいれてもOK!シンプルケアは洗顔後1~2ステップでいいというのが結論です。角層を構成する「セラミド」、この補給が何より大切になります。

セラミドの補給

セラミドできちんと整った肌は、バリア機能もしっかりと働き、外部からの刺激を受けにくい肌になります。最近のスキンケアアイテムには、「セラミド」を売りにしているものも多くありますよね。洗顔後には、セラミドを配合した化粧水やオールインワンジェルを塗るだけでおしまい。

セラミドとは角層構成する細胞間脂質のひとつ角層隙間を埋め細胞や水分つないでおく接着剤ような役割持つ

乳液・クリームは必須ではない

実際に、取り組んだ内容の中に「乳液・クリーム」をやめた過程があります。教科書で、肌を保護する・水分蒸発を防ぐためと当たり前のように書いてありましたが、必ずしも必要ではありません。それはなぜか?

肌にとっての一番の保湿成分は「皮脂」だからです。「皮脂」と聞くとマイナスイメージを持つ人も多いですが、とっても大切!通常の肌であれば「皮脂膜」という保護膜が肌の潤いを逃がさないように守ってくれています。

シンプルケアでは、そこに油分を足す必要は無いという考え方です。また、本来排出されていくはずの「皮脂」や「角質」「汚れ」などが外に出ていけないという実態もあります。

しかし、例外もあります。

普段の生活が不規則な人夜子供の夜泣きでしっかり睡眠が取れないという方乳液またはクリームの力を借りるのはありです。夜寝ている間の「修復時間」が非常に大切なので、この時間が取れない人は外からの「保湿成分」に頼りましょう(^^♪

その時塗るのは、乳液かクリームのどちらかで大丈夫です。

最初は、「絶対乾燥するだろう」と恐怖だったこのスキンケア方法も、気づけば自分の皮脂分泌アップして、乾燥どころか肌の状態が良くなっていたのです。

必ずしも「乳液やクリーム」は必要ないというこの理論が一番実感した方法です。

美容液もどきに要注意

スキンケアでお金をかけるなら「美容液」

これは私も実際に基準にしていた指標です。しかし、美容液の実態は意外と悲惨です。

それは定義がないからです。

「美容液」として売り出せば、それはもう「美容液」になる。しかし、角層に効果のある成分はほんのわずか。化粧水や乳液と何が違うの!?という成分が山ほどあります。塗って、角層部分に効果のある成分でなければ、それは塗っても意味がないに等しいです。

よくわからない美容液にお金をかけるなら、もっと他のものに使うのが正解です。

まとめ

もし、このブログを読んで「シンプルケア」に興味を持ってくれた方がいたらとても嬉しいです。詳しいやり方については書ききれなかったので、次回のブログへと続きます。

切り替える前に気を付けることや、やり方なども詳しく書いていくので、ぜひご覧ください!

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本日もご覧いただきありがとうございました(^^♪

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